以前使っていたFitbit Charge4が壊れてしまったので、Amazfit Band7を買ってみました。
Amazfit Band7は価格的にはFitbit Charge4の半分以下ですが、2年も経つとこんなにも高機能なものが低価格で手に入るんだなと驚いています。
気に入った点
Amazfit Band7を買ってよかったと思ったお気に入りポイントをレビューします。
視認性が良く邪魔にならないサイズ感
Amazfit Band7は1.47インチ(42.33 x 24.36 x 12.2 mm)のディスプレイで、女性が使っても全然邪魔にならないけど必要な情報はしっかり収まるという丁度良いサイズ感。誤操作することもなく使えています。
アプリ通知が細かく設定できる
スマホのアプリ通知を受信できるスマートウォッチはたくさんありますが、中には設定が細かくできないものがあります。例えば電話やメールなどの他は「その他」で括られていて一括でONかOFFしか選べないというもの。これだと使い勝手が悪いですよね。
Amazfit Band7はアプリ毎にそれぞれONかOFFか選べるので、その点便利です。
ドアホンアプリの通知が受信できると庭で作業しているときもインターホンに気づけるので助かります。
この一覧にはスマホ側で1回以上通知を受け取ったことがあるアプリが表示される仕組みみたいなので、目当てのアプリが載っていない場合はスマホ側の通知設定を見直してみましょう。
4種類の運動を自動認識
Amazfit Band7は4種類のスポーツ(ウォーキング、ランニング、エリプティカルマシン、ローイングマシン)を自動認識できます。エプティカルマシンはクロストレーナーのこと、ローイングマシンは舟を漕ぐみたいな動きができるマシンですね。
認識したアクティビティはアプリに「スローウォーキング」や「ファストウォーキング」として表示してくれるので後から消費カロリーなどをチェックできます。
測定精度も問題なし
スマホのGPSに繋いでウォーキングを測定してみました。上位モデルと比べると精度が劣るのかどうかわかりませんが、ダイエットのサポートデバイスとしては申し分ない精度だと感じます。速度落ちてるところは信号待ちだなとか、見返してみると面白い。
Amazfitは活動を認識すると自動で測定頻度が上がる「アクティブ心拍数モニタリング」を設定することができます。また普段の心拍数計測頻度を「1分、5分、10分、30分」から選択できますが、1分にしても余裕なくらいバッテリー持ちが良いです。
Appleヘルスケア連携が便利
FitbitはAppleヘルスケア連携をサポートしていませんでしたが、AmazfitはAppleヘルスケアやGoogle Fitなどへの連携に対応しています。
ピクミンブルームみたいに歩数計測で遊べるゲームがありますが、Amazfitとヘルスケアを連携させれば家の中などスマホを持ち歩いていないときの歩数もカウントされるのでモチベーションが上がります。
他にもヘルスケアを中継にして連携できるアプリはたくさんありますし、違うメーカーのスマートウォッチに付け替えてもヘルスケアで一元管理できると何かと便利です。
デフォルトのバンドが使いやすい
Amazfit Band7のデフォルトのバンドはシリコン製で、ブラックとベージュから選べます。
私はベージュにしましたが、シンプルで可愛いデザインだし、変な出っ張りも無いので何かに引っかけてしまうトラブルも少ないです。※この写真は少しピンク色が強く写っています。
HUAWEI Band8のデフォルトバンドみたいな、端をループに差して留めるタイプは邪魔になりやすくて苦手なんですよね。
アプリが追加できる
AmazfitはZepp OS搭載で、オリジナルのアプリを後からインストールすることができます。対象アプリは機種によって違っていて、Band7は他のAmazfitの上位モデルと比べると対象数が少なめです。
ゲームや電卓等もインストールできるのですが、画面サイズ的に難しいかな。水を飲むリマインダーなどのアプリがあって便利ですよ。
気になる点
Amazfit Band7を使ってみていくつか気になる点があったので紹介します。いずれも購入を後悔するレベルではなく、総合的には満足しています。
フィルムを貼る難易度が高い
Amazfit Band7は画面の縁が曲面になっています。なのでガラスフィルムを貼るのは上級者でないと難しいです。私が不器用なのかもしれませんが、気泡が入って上手く貼ることができませんでした。
綺麗に貼る自信がない人にはフィルムではなく保護ケース(カバー)がおすすめです。
アマゾンで買った保護ケースを付けてみました。上の写真の左がそのままで右がケースを付けたところ。パッと見た感じ違和感はないし、操作性も悪くないです。少し指紋が付きやすいのと、マジマジ見るとプラスチック感が気になるかなという程度でした。
ブラック&クリアの2個セットか、ベージュ&クリアの2個セットから選べます。
1日の総消費カロリーがわかりにくい
Fitbitのアプリだとワークアウト毎の消費カロリーに加えて、基礎代謝も含めた1日の総消費カロリーを見ることができました。
Amazfitでは活動消費カロリーと安静時消費カロリーの項目が分かれていて、足し算しないと総消費カロリーがわかりません。
これはAmazfitだけの仕様ではなくApple Watchとかも同じ仕様らしいので、慣れるしかないかな。
サードパーティ製品が少ない
Fitbitを使っていたときは交換用バンドなどをアマゾンで検索すればズラズラとたくさんの商品が並んでいましたが、Amazfit Band7はそういったサードパーティ製の商品が少ないです。
試しに3色入りのナイロンの交換バンドを買ってみました。
普段ベージュのバンドを使っているから、画面周辺のシリコンが黒いのが違和感を感じる。ベルトの色に合わせた配色になってる商品が出てくれたら買いたいなぁ。
シリコンと比べると風通しが良いのはメリットなので、蒸れてかぶれちゃう人には合ってると思う。
ホームボタンがない
Fitbitはサイドにホームボタンがあったのですぐにホーム画面に戻ることが出来たのですが、Amazfit Band7にはホームボタンがありません。
最初の数日はついついボタンを押そうとしてしまいましたが、すぐにボタンがないことに慣れました。
Zeppアプリの「スマートバンド設定」→「ウィジェットを編集する」から必要ないウィジェットを消しておけば、ホームボタンがなくても気になりません。私はウィジェットは全部非表示にしているので横スライドは通知のみ表示できるようにしています。
まとめ
Amazfit Band7の良かった点や、もっとこうだったら……と思うポイントを紹介しました。
8千円以下という低価格ながら機能が豊富で使い勝手が良いので、コスパの良いスマートウォッチをお探しの方は検討してみてはいかがでしょうか。
アマゾンでは割引価格で売られているときと、定価だけど割引クーポンが配布されているときがあります。替えバンドやフィルム同時購入で割引になることもあるので要チェックです!