おしゃれな家を建てようと考えるときにこだわりたいのが、キッチンや洗面台ですよね。私も洗面台だけはハウスメーカー標準ではなく気に入ったデザインのものを取り入れました。
洗面台は家族全員が使うものなので、おしゃれさだけでなく使い勝手も重要。機能性が十分でデザインも良い洗面台を集めてみました。
ナチュラル・かわいい系の洗面台
木の雰囲気がナチュラルな、かわいい系の洗面台でおすすめのものを紹介します。まるで家具のようなおしゃれな洗面台がたくさんありました。
ウッドワン 無垢の木の洗面台
ウッドワンの無垢の木の洗面台は、木のぬくもりが感じられるかわいらしい洗面台です。我が家ではこちらの洗面台を採用しました。
ウッドワンが展開している収納棚と組み合わせて、統一感のある洗面室を作ることができます。
ウッドワンの無垢の木の洗面台は、大きく分けてオープンタイプとユニットタイプの2種類があります。オープンタイプは上記の画像のようにボウルの下がオープンな空間になっています。脚が入るので顔を洗いやすいですし、ゴミ箱や脱衣かごなどを置くスペースにもなります。キャビネットはオプションなので、付けても付けなくてもお好きな方を選べます。
間口に合わせて750mm~2700mmの間の自由な長さで設置できるのもメリットです。
ユニットタイプは幅が770mmのものと、940mm(ワイドタイプ)の2種類があります。キャビネットは片開や2段引き出し、半分が引き出しで残りが片開きになっているものなど、好きなものを選べます。
取っ手の種類が豊富なのもポイント高いですね。
水栓もKOHLERというメーカーのすごくかわいいのが選べるんですが、これはノズルが伸びないので使い勝手は良くなさそう。お手入れのしやすさでいったらパナソニックの有機ガラス系がダントツだろうけど、おしゃれさはあまりないかも。
TOTO ドレーナ
我が家は最初、TOTOのドレーナを検討していました。まるで造作洗面台のようなナチュラルでおしゃれな雰囲気がとても好みだったからです。
メーカーもTOTOなので信頼感がありました。排水溝に向かって滑り台のように傾斜の付いた洗面ボウルなので、お手入れもしやすそうです。排水溝の「らくポイヘアキャッチャー」とか、ズボラにとっては魅力的な機能が付いてます。
我が家が断念した理由は、ドレーナではシャワーに切り替えられる水栓が選べないということ。夫は朝、洗面台で髪を濡らして寝ぐせを直すので、シャワーが無いのは絶対嫌だと反対されてしまいました。
家には興味がないから好きなようにしていいよと言っていたくせに、私が譲れないポイントに限って対立するのってなんでなんですかね。
IKEA
家具が有名なIKEAですが、洗面台も扱っているんですね。
洗面台と鏡は別売りのものもあります。キャビネットになっている鏡や、デザイン性の高い鏡もあるので組み合わせを考えるのが楽しいです。
水栓やボウルの種類も複数ありますし、2ボウルタイプもあります。キャビネットの収納力もありそうなので、使い勝手が良さそう。
mizunohana
mizunohanaはシンプルなものから個性的なものまで、様々な洗面ボウルやキャビネット、水栓金具などを扱っている通販サイトです。
自分の好みのパーツを組み合わせできるので、おしゃれさと使い勝手を両立させることができます。
大阪と横浜にショールームがあるので、実際に商品を見たりコーディネートの参考にしたりできます。
MKクリエーション
MKクリエーションの洗面台は、圧倒的な低価格・優れたデザイン性・日本人設計士による設計が特徴となっています。
北欧・モダン・アンティーク・スタイリッシュの4つのテイストに分かれています。
公式サイトに情報が少なくて詳しいことはわからないのですが、気になる方はカタログ請求等してみてください。
ボウルの大きさは十分ですし、水栓も国内メーカーSANEIのものが選べるみたいなので、最低限の使い勝手はクリアしているかなと思います。
スタイリッシュ・かっこいい系の洗面台
スタイリッシュでかっこいい系の洗面台のメーカーの情報を集めました。ホテルっぽい雰囲気が好きな人におすすめです。
リクシル ルミシス
ルミシスはリクシルの最上位グレードの洗面台です。上記の写真のセットはカタログ価格で約100万円!ホテルやタワマンのような雰囲気が出てますね。
ボウル一体タイプ、ハイバックベッセルタイプ、ベッセルタイプの3種類があります。
ベッセルタイプは木目のカウンターに陶器のボウルを合わせたデザインで、インテリアに馴染みやすいです。
すぐにお湯が出てくるタッチレス水栓など、リクシルならではの使いやすさが魅力的です(ボウルのタイプによって選べる水栓が異なります)。
タカラスタンダード エリーナ
タカラスタンダードのエリーナは、ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」で採用された洗面台です。
クオーツストーンのカウンターを選ぶことができます。キッチンにも使われるような水が浸み込みにくい素材なので、汚れにくくてお手入れが楽ちん。硬くて傷が付きにくく、意匠性も高いです。
排水口にフランジ(ステンレスの縁)がないので、掃除の手間がかかりません。
キャビネットの底板がホーローになっていて、汚れも落としやすいし、ヘアアイロンなどの熱いものもそのまま収納できます。
パナソニック Lクラス ラシス
Lクラスはパナソニックの水回り住宅設備の最上位グレードです。キッチンやバスルームもあるので、トータルコーディネートでホテルにいるような素敵な時間を過ごせそうです。
洗面ボウルはカウンター一体型か、ベッセルタイプから選べます。
キャビネットの種類が豊富で、スライドストッカーや脱衣かごが入った引き出しなど、使い勝手の良さが考えられています。
クリナップ ティアリス
クリナップのティアリスは骨組みがステンレスになっているので、カビが発生しにくく長寿命になっています。
クリナップ独自のアクリル系人工大理石のカウンターは、硬くて傷がつきにくく、熱湯や日光による退色も少なくなっています。
ボウル一体型なので溝に汚れが溜まるといったことがなく、お手入れしやすいです。
トクラス アフェットセレクトボウルタイプ
ヤマハの家具・住宅設備部門の「ヤマハリビングテック株式会社」から社名が変更されてトクラスになりました。トクラスというと、あまり聞いたことないような……と思う方も多いでしょうが、ヤマハと聞くと大手なので安心ですね。
トクラスの洗面台アフェットセレクトボウルタイプは、3種類のボウルタイプから選ぶことができます。
どれも使い勝手が良さそう。洗面台をどんな用途で使うかによって、好みのものを選べるのが嬉しいですね。マルチユースボウルはペットのシャンプーにも使えるので、ワンちゃん猫ちゃんを飼っている方におすすめしたいです。
ミラーキャビネットやベースキャビネットも色々なタイプがあるので、自分好みにカスタマイズできます。
まとめ
それぞれの洗面台によって対応間口が異なるので、壁~壁ぴったりに収めたいとか、要望がある場合は間取りの打ち合わせと同時に洗面台を決める必要があります。
たくさん種類があって迷ってしまいますが、機能性やデザイン、色や柄などトータルで比較して、おしゃれな洗面空間を作っていきましょう。