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洋風シンボルツリーの下草にオススメ&植えない方が良い多年草と低木

シンボルツリーの下草としていくつかの低木や多年草を植えたのですが、2年育ててみて植えて良かったもの、逆に植えなければよかったと思ったものを実体験を元に紹介します。

うちは洋風の外観でシマトネリコを植えているので、洋風の下草や低木が中心になります。

おすすめの下草

▲楽天のショップで購入した下草セットです。こちらのセットは1年を通してお花が楽しめるようにコーディネートされていて、初心者でも簡単にプロっぽいレイアウトを作ることができます。

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マホニアコンフーサ

マホニアコンフーサ(マホニアコンフューサ)は細長くてシュッとした葉っぱがかっこいい低木です。

とにかく丈夫なので、賃貸マンションやショッピングモールなどにも植えられているのをよく見かけます。

成長がゆっくりなのでほとんど剪定をする必要がなく、病害虫の被害も少なくて育てやすいです。地植えなら降雨のみで育てられ、追肥も基本的に不要です。

根巻きされた状態で届いたのでそのまま植えたのですが、根巻きの中に水が入っていかずに枯れかけたというトラブルがありました。でもマホニアコンフーサは生命力が強いので、見事に復活してくれました。

ハツユキカズラ

写真AC

ハツユキカヅラは新芽がピンクや白色をしていて、まるでお花のように華やかな葉っぱを持った多年草です。暑さに強くて葉焼けすることもなかったですし、南関東では問題なく冬越しできました。

植えた年はあまり大きくならなかったのですが、2年目からは順調に成長してくれています。

つる性の植物ですが、あちこちに伸びて手が付けられなくなるというほどでもなかったので、制御は難しくありません

コルディリネ(コルジリネ)

赤くて細長い葉っぱが良いアクセントになる低木です。常緑なので地味になりがちな冬のお庭にも華を添えてくれます。

成長はゆっくりですが、品種によってはかなり背が高くなります。私が購入したのはたぶんレッドスターという品種だと思うのですが、最終的には1m以上になるそうです。※サイトによって3mや10mと記載されていて、どれが正しい情報かわからない……背が高くなるのが嫌な場合は幹を切って低く育てる方法もあります。

普段のお世話は枯れた葉をかき取る程度でOKです。

アジュガ

アジュガは普段は背が低くて目立たないのですが、花の時期には花茎が立ち上がってきて立体感のある花壇になります。

耐寒性が高くて日陰でも育つ丈夫な植物です。根が浅いので土が乾きやすい場所だと育てるのが難しいです。直射日光が当たらない場所で育てるのがおすすめ。

アジュガはランナーという茎のようなものを株から伸ばして増えていきます。増やしたくない場合はこのランナーを切ってあげるお世話が必要になります。

ローズマリー

ローズマリーも常緑の低木で、洋風のお庭によく合います。丈夫で害虫被害も少ないのですが、成長が早いので暴走しやすいのが少し厄介でした。広い場所に植えるのをおすすめします。

木質化させないための管理方法も大切なので、今まで紹介した中では少し知識が必要になります。

ローズマリーは地植えをして根付いた後は移植を嫌います。動かす可能性がある場合はルーツポーチに植えてから地植えすると安心です。

クリスマスローズ

クリスマスローズは冬~早春にかけて開花する数少ない植物です。

花ガラや古葉を切ってあげるお世話が必要になりますが、丈夫で育てやすい多年草です。

下向きに花が咲くのであまり見えないのが残念かなと感じましたが、その控えめさが好きという人もいるかなとは思います。

カレックス

カレックスはグラス類の多年草です。斑入りや赤系の葉色の品種などがあるので、カラーリーフを楽しめます。

うちの花壇は土が浅い部分があってなかなか水の管理が難しいのですが、カレックスはすぐに根付いて元気に成長しています。

アイビー

アイビーは品種ごとに葉の色や柄、形などが様々あって、お気に入りを見つけるのが楽しい植物です。定番の植物ばかりでは物足りないという人はアイビーの希少種を育ててみるのもおすすめです。

花壇の縁取りに使うとすごくかわいいです。

失敗

ここからは植えて失敗したなと思った多年草を紹介します。

クリーピングタイム

クリーピングタイムは匍匐性のハーブです。害虫の被害は少ないはずなのですが、剪定するために裏返してみたら株元に大量の青虫がいて叫びそうになりました。

花をたくさん咲かせるので花ガラ摘みが大変だし、成長がすごく早くて、小まめに剪定しないとすぐに暴走してしまいます。

ワイヤープランツ

ワイヤープランツは小ぶりな丸っこい葉っぱが可愛いのですが、周りの植物を飲み込んでしまうほど生育が旺盛です。こまめに剪定しないと手が付けられないほどあっちこっちに伸びてしまいます。周りの植物に絡みついて広がっていくので、ワイヤープランツ以外を切ってしまわないように気を付けながら剪定するのが大変でした。

リシマキアミッドナイトサン

耐寒性が高くて冬も南関東では枯れることなく育ってくれるのですが、夏に弱いです。夏の間は葉っぱ全体が茶色くなってしまうので、見た目が綺麗ではありません。

秋にはまた新芽が出てくるので目立たない場所に植えるのには良いですが、シンボルツリーの下草などメインとなる場所に植えるのには向いてないかなと思います。

まとめ

シンボルツリーの下草に植えて良かった多年草や低木と、逆に後悔している植物について紹介しました。

植える場所の広さや日当たり、どのくらいお世話に時間が取れるかによっても変わってくると思いますが、一個人の体験談として参考になりましたら幸いです。

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