茎ブロッコリー(スティックセニョール)の切り株を片づけるのが面倒で放置していたところ、春になって芽がたくさん生えてきました!もしかしてこれを育てれば今年も収穫できるのかな?と思って調べてみたところ、脇芽をそのまま育てたり挿し芽をしたりして再生栽培する方法があるそうなのです。そこで今年はこの方法で茎ブロッコリーを育ててみたいと思います。
スティックセニョールの種は少し高いので、種まきせずに毎年収穫できたらかなり嬉しいですよね。
ブロッコリーを挿し芽で育てる
上の画像のように、ブロッコリーの切り株を放置していると新しい芽が出てきます。この芽は手で簡単にもぐことができます。
とりあえず2つ育ててみます。片方は根元から出ていた芽で、すでに根が1本出ていました。
ポットに植えて水をやり、乾燥しないように気を付けながら日陰→半日蔭と様子を見て移します。
まだ小さいですがプランターに定植しました。土の量少ないですね。
スティックセニョールは定植から収穫まで50~60日ほどらしいですが、挿し芽だとどうなるのかな?
収穫できるほど大きくなりました。
切り株から生えた芽をそのまま育てる
切り株に生えた脇芽を差し芽するのではなく、切り株の根を利用して育てるパターンも試してみます。
既に根っこが立派だからなのか、脇芽を差し芽したものと比べると生育が早いです。
頂花蕾を収穫していないのにどんどん側花蕾が生えてきます。これ自体が脇芽だからなのでしょうか?
1回目の収穫は写真を撮り忘れたのでこちらの写真は2回目の収穫です。蕾が大きくなったものは味が悪いかもしれないですね。
防虫ネットの中でアブラムシが大繁殖していたのでネットを外しました。
収穫。農家さんのものと比べると小さいですが、この段階で14本ほど収穫しています。
株元から生えていた芽に花が咲きそうになっていたので引き抜きました。蕾部分をカットしてこちらも挿し芽しようと思います。プランターが空いていないのでポットでの育苗が終わったら今の古株は撤収しようかな。
まとめ
ブロッコリーは耐寒性が高く多年草なので冬越しが可能です。切り株から生えてきた新芽を利用すれば、種から育てるよりも早くお得に育てることができます。発根しやすくて初心者でも簡単なので、冬の鳥害と温かくなってからの害虫に気を付けて、ぜひチャレンジしてみてください。