外構って家ほど入念に打ち合わせをするわけじゃないので、仕上がりが想定と違っていたなということが結構あります。ちゃんとした設計図もないので、苦情を言うこともできません。
今回の記事では我が家の外構失敗談を紹介します。ぜひ参考にしていただければと思います。
花壇の土が浅い
玄関アプローチ部分に土の場所を残してもらって植物を植えられるようにしてもらったんですが、いざ植えようと思って掘ってみたら、土が浅いんです。下はコンクリートになっていて、穴が掘れない。
酷いところは3cmくらいしかなくて、3号ポットの苗でもそのままでは植えられません。事前打ち合わせでは、球根とかは植えられないけど普通のお花だったら大丈夫ですよって言われてたのにな。
水の管理が楽になるように地植えしているのに、花壇が浅いので頻繁に水やりする必要があります。外構担当者からは、植木は日照りが続いた時以外は水をやらなくて良いですって言われたのでそのとおりにしたら枯れちゃって……根巻きしてあったんですけど、その中がカラカラに乾いていました。可哀そうなことをしてしまったなぁ。
あとは仕方ないのかもしれないけど、門灯やインターホンの電気コードが土の浅いところを通っていて、これを避けながら花を配置しなければならないので、思った通りに植えられなかったです。変に隙間が空いたりバランスが悪くて、エントランスなのにショック。もうちょっと深いところを通してくれたら良いのに、ちょっと雨が降ったら剥き出しになるくらいに浅い。
浅いところに植えられる花
土が浅くなっているところにはアジュガを植えました。ポットそのままだと植えられないくらい浅い場所は、ランナーから出た子株を育苗して移植しました。
アジュガは初心者でも扱いやすいくらい丈夫で、うちみたいな浅い花壇でも元気に育っています。土が完全に乾くと萎れることはありますが、枯れてダメになることはなく、水を上げれば復活します。
駐車場がGLより高すぎ
うちは道路に対して家がちょっと高いので、道路から駐車場まではきつめの勾配を付けてもらう仕様になりました。きつく勾配を付けるのは道路側だけで、車を停める場所は付けないという打ち合わせだったのですが、実際は車を停める部分にも、目で見てわかるほどの勾配が付いていました。排水のために傾斜を付けるにしても、そこまで急な勾配は必要ないですよね。これにより、駐車場の一番高い部分は設計GLと比べてかなり高くなってしまっています。
駐車場の周りに土を残してもらってグランドカバーを植える予定だったのですが、駐車場の勾配に合わせて土を盛ったら雨で土が道路まで流れてしまいました。でも土を盛らないとコンクリートの横が見えちゃって不格好だし、土とコンクリートの段差が大きすぎると足を踏み外してしまって危ないです。
駐車場の奥のガーデニングスペースは駐車場よりも低いので水はけが悪いです。1時間に7mmくらいの雨で畑が水没して最悪です。自分で土を買って盛ったりもしたのですが、これ以上盛ると雨水桝とかが埋まってしまうし、手の施しようがありません。しかも土も無料ではありません。外構業者が捨ててしまった土を返してもらいたい気分です。
目地の色を指定し忘れた
設計書の通り作れない場所があり、急遽花壇を作ることになりました。レンガの色はカタログから選んだのですが、目地の色までは頭が回らずお任せになってしまいました。玄関タイルは白っぽい目地なのですが、花壇の目地は暗いグレー。全然家の雰囲気と合いません。指定しなかったこっちが悪いのか、普通は確認してもらえるのかわからないけれど、ハウスメーカーのコーディネーターさんとの違いを感じました。
門灯のサイズが大きすぎる
枕木の門柱に、担当者がおすすめしてきた門灯を付けてもらったのですが、門柱の横幅に対して門灯が大きすぎて不格好になりました。外構業者に作ってもらったイメージ図では違和感を感じなかったので気づきませんでした。
ちゃんとサイズなど自分でカタログで調べて、サイズ感を確認することをおすすめします。
まとめ
ハウスメーカーとの打ち合わせでは毎回議事録を残して控えを貰っていたのですが、外構業者との打ち合わせではコピーを貰っていませんでした。口頭でしか確認していないこともいくつか。
数社回った外構業者の中で一番話が通じる担当者だったので油断していましたが、もっとしっかり打ち合わせをしてきちんと議事録を残せば良かったと後悔しました。
道行く人から見える外構なので、とても大事なことです。家と比べて金額が低いので打ち合わせ回数も限られますが、後悔の無いようしっかり打ち合わせしてください。