義母に無水鍋をもらったので、無水カレーの次はお米を炊くことに挑戦してみました。
米は炊飯器よりも鍋で炊いたほうが美味しいというのは聞いていましたが、なかなか面倒くさそうで挑戦できずにいました。でも実際にやってみて良かった!意外と手間はかからないし、本当においしい。
みなさんにもこのおいしさを体験してみてほしいので、お鍋でお米を炊くことのメリットをお伝えします。
鍋でお米を炊くメリット
お米をお鍋で炊くメリットは、やはり美味しさ。あとは炊飯器を洗うより鍋を洗う方が手間がかからない。更に炊飯器を置くスペースがいらなくなります。
お鍋で炊くお米はおいしい
お鍋で炊いたお米はツヤツヤで、甘味を感じます。少し冷めたご飯もモチモチで美味しい。1度食べたらやみつきになります。
洗い物が減る
炊飯器は羽釜以外にも内蓋など部品が複数あるので、洗うのが大変ですよね。我が家で使っていた炊飯器には圧力を調整するためのボールが付いていて、このあたりをキレイに洗って乾かすのは結構手間です。
お鍋ならツルっとしているので洗うのも拭くのも簡単です。清潔を保てるので安心ですね。
スペースの節約
炊飯器って場所を取る割に、他のキッチン家電よりも汎用性が低い気がします。おかずを作ることに使えなくはないけど、おかずの匂いがお米に移ってしまいます。なのでうちでは基本的に白米かせいぜい炊き込みご飯くらいにしか使っていませんでした。
炊飯器を思い切ってやめることで作業スペースが増えたり、他のキッチン家電を置くこともできます。ホームベーカリーや電気圧力鍋なんかを置くのもいいですね。
鍋でお米を炊くデメリット
鍋でお米を炊いてみて感じたデメリットは、タイマー機能が使えないことと沸騰するまでは目が離せないことです。
あとは私は普段保温機能を使いませんが、使っている方はそれがなくなるのもデメリットですね。
タイマー機能が使えない
お鍋でお米を炊く場合、当然ですがタイマー機能を使うことができません。タイマーは朝忙しいときに便利ですよね。夜にセットしておけば朝には炊きたてのお米が食べられますし。
でも私は、タイマー炊飯で炊いたお米があまり好きではありません。浸水しすぎが良くないのか、水がぬるくなるのが良くないのかわかりませんが、なぜか美味しくないと感じるんですよね。だから炊飯器のタイマー機能は元々使っていませんでした。
目が離せない
お鍋でお米を炊く場合、沸騰したら火を弱める必要があります。炊飯器なら最後まで自動でやってくれるので、最初はこの工程が面倒に感じるかもしれません。
でも実際やってみたら沸騰まではそこまで時間がかからないので、意外と面倒ではありませんでした。炊飯用に作られたお鍋の中には、火加減の調整をしなくて良いように工夫されているものもあります。後述するおすすめの炊飯鍋で紹介していますのでご覧になってみてください。
おすすめの炊飯鍋
ご飯を炊くお鍋として初心者の方に特におすすめしたいのが、HARIOのフタがガラスのご飯釜です。
最大の特徴は、蓋が透明なので鍋の中が確認できること。鍋底が厚くなっていることで、火加減の調節が不要になっています。
蓋に付いたホイッスルが炊きあがりを教えてくれるという機能まで付いているので、片手間でも炊飯できてしまいます。
萬古焼の方は直火専用です。IHの方は雪平鍋の方が使えます。こちらはホイッスルが鳴ってから2分後に火を止める仕様になっています。
お鍋でおいしいご飯を炊くポイント
お鍋でお米を美味しく炊くためのポイントは、炊く前の浸水をしっかりすること。冬は1時間、春秋は45分、夏は30分が目安です。
朝など浸水する時間が取れない場合は事前に浸水させておき、ザルなどで水分をきって冷蔵庫で保管しておくと良いです。