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酒粕・麹甘酒の効果の違いと注意点-どっちを選べばいいの?

甘酒は色々なメディアで取り上げられ、もはや定番の健康・美容食品となりました。

実は甘酒には種類があり、効果が違います。目的に合わせて選ぶことで、効率良く栄養を摂取できます。

またメリットばかりがピックアップされることが多いですが、実は隠れたデメリットもあったんです。

甘酒の種類

甘酒には米と麹から作られた麹甘酒と、酒粕と砂糖から作られた酒粕甘酒の2種類があります。

麹甘酒

米に糀菌をつけて繁殖させ、発酵させて作ります。酵素が米のデンプンを分解してブドウ糖に作り変えるため、砂糖を加えなくても甘味が感じられます。

酒粕甘酒

酒粕(酒の搾りかす)をお湯で溶き、砂糖を加えて作ります。アルコールが含まれています。

甘酒の効果

麹甘酒と酒粕甘酒の効果を比較します。目的に合わせて選んでみてください。

ダイエット目的なら

砂糖を入れなかった場合の2種の甘酒はどちらも81kcal程度です。ですが酒粕甘酒は砂糖を加えるのが一般的なので、カロリーが高くなりがちです。ダイエット中の方は酒粕甘酒の飲みすぎに注意が必要ですね。

麹甘酒には腸内環境を整えてくれるオリゴ糖も含まれていて、便秘の解消にも効果があります。ダイエット目的なら麹甘酒の方がおすすめです。

私が今飲んでいるのはマルコメの米糀からつくった糀甘酒 糀リッチ粒です。米と米麹だけから作られていて、砂糖も食塩も入っていません。クセが少なくて飲みやすく、つぶつぶが入っているので食感も面白いです。スーパーで気軽に手に入るのもポイント高いです。

「プラス糀 糀甘酒」の方は食塩が入っています。似たような青色のパッケージなのでご注意ください。

美容目的なら

酒粕甘酒にはたんぱく質やビタミンB2やB6、食物繊維、セラミドなど、美容にいい成分が麹甘酒よりも多く含まれています。

たんぱく質は肌や髪、筋肉になる成分です。ビタミンB2は脂質の代謝を助け、皮膚や粘膜の健康を維持するために必要な成分です。ビタミンB6はたんぱく質の代謝を助け、こちらも皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。セラミドは肌の水分保持力やバリア機能をアップさせてくれる効果があります。

美容効果を期待するなら酒粕甘酒の方がいいです。日本酒を使った化粧水が優れた保湿・美白効果で有名になりましたが、飲むことでも美容効果が期待できるんですね。

天然の砂糖ではなく人工甘味料が入っているものもあるので、成分表をチェックしてみてください。

酒造メーカーから出ている酒粕甘酒は美味しいものが多いです。

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【原材料】砂糖、酒粕、澱粉、生姜、蜂蜜、食塩/酸味料

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原材料:砂糖、米麹、酒粕、食塩、酸味料

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甘酒の危険性

メリットの多い甘酒ですが、場合によっては注意が必要です。

血糖値が高い方

甘酒には糖分が含まれているので、血糖値を上昇させてしまう性質があります。体にいいからとってたくさん飲んでしまうと危険な方もいるので、血糖値の管理をしている方はお医者さんに相談するようにしてください。

アルコール制限されてる方

酒粕甘酒の方はアルコールが含まれているので、お子さんや妊婦さんは飲むことができません。

まとめ

2種類の甘酒の効果の違いや、甘酒を飲む際の注意点について紹介しました。

目的に合わせて賢く選んで、おいしくキレイに健康的になっていきたいですね。

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