ゴミの日に家じゅうのゴミを集めてまとめる作業は、時間もかかるし床が汚れないように気を配る必要があって大変な作業ですよね。朝は特に忙しいし、名もなき家事の中でも嫌いな部類だという人も多いのではないでしょうか。
家のゴミを集める家事に時間がかかって嫌だという人は、ゴミ箱を置く場所や形状を工夫してみましょう。
汚れたゴミは1か所に集約
家全体でゴミ箱を1個に減らせば、ゴミを集めて回る必要はありません。でも家のゴミ箱が1個しかなかったらそれはそれで捨てるのが面倒。
自分がゴミを集める係なら、集めるのが楽になるなら捨てるのが面倒でも我慢できます。でも家族の協力が得られないこともあります。ゴミ箱が無いからとゴミを机の上に放置されてしまったら堪りません。
そこで我が家が実践しているのは、生ゴミなどの臭いが出るものや、お菓子のパッケージなどの食べカスが付いている物、濡れている物はキッチンのゴミ箱に捨てる。その他の紙切れや消しゴムのカスなんかは毎回ゴミ収集に出す必要はないので、他のゴミ箱に捨ててもOKとするというルールです。
汚れたゴミを1か所に集約しておけば、虫が発生するリスクも減らせるというメリットがあります。
ゴミ袋の着脱が簡単なゴミ箱を使う
ゴミの回収効率を上げるにはゴミ袋の着脱が簡単なものを選びたいですが、場所によってはゴミ箱の中が見えない方が良い場合もあります。なのでゴミ回収の頻度を考慮して、デザイン性と手間を天秤にかけて選びたいですね。
我が家が使っているゴミ箱を選んだ理由と、使いやすさについて紹介します。
ゴミ袋を引っかけるだけのダストワゴン
キッチンはフタが付いていなくてレジ袋を引っかけるだけのゴミ箱を使っています。
家の設計の段階で、リビングからは見えず調理の邪魔にもならない場所を考えて設けました。
カップボードの中にゴミ箱を隠せるようにするプランもあるんですけど、ゴミを持っている手でキッチンの取っ手を触りたくないんですよね。扉が汚れてしまうリスクもあります。資源ゴミ用としては優秀かもしれませんが、燃えるゴミはやはりパッと捨てられて汚れを落としやすいゴミ箱を使うのが良いかなと思います。
生ごみはポリ袋に入れて口を縛ってから捨てる、納豆やヨーグルトのカップは洗ってから捨てるようにすればフタ無しのゴミ箱でも臭いが部屋に広がることはありません。
3分別なので「燃えるゴミ」、「容器包装プラ」、「ペットボトル」に分けています。ビンや缶は量が少ないので、小さい袋に入れてゴミ箱の横にS字フックで掛けています。
ミニ生ゴミ入れ(三角コーナー代わり)
うちでは三角コーナーは使ってなくて、ポリ袋が被せられる大きさの容器をキッチンワークトップの上に置いています。対面キッチンなのでリビング側からも捨てやすくて、リビングにゴミ箱を置かずに済んでいます。
今使っているのはコージークックのホーロー容器。本当は味噌等の食品を入れたり、直火OKなのでそのまま温め直しもできる便利容器なのですが、ちょうどポリ袋が被せられるサイズなので代用しています。
折り畳みできるものを使いたい場合は山崎実業のポリ袋エコホルダーが便利だと思います。デメリットとしてはポリ袋の中が透けて見えるので、オープンキッチンでは使いにくいですね。
値段もそんなに変わらないので、出しっぱなしにするならホーロー容器の方が可愛いかなと思います。
袋が見えない穴あきフタ付き
キッチン以外のゴミ箱はゴミ袋が見えるのが嫌なので、ゴミ袋が隠せるけどゴミを捨てたり回収したりするのはそこまで手間じゃないものを選んでいます。
2階のセカンドリビングにはこちらの穴あきフタが付いたゴミ箱を使っています。ここはお客様が来ることもあるので、中身が見えにくいゴミ箱を選びました。
中に袋の取っ手を引っかける用のバーが付いています。多少雑に取り付けてもフタを付ければ見えないのが嬉しい。
フットペダル式の蓋付き
洗面台の下の空いたスペースにフットペダル式のダストボックスを置いているのですが、正直ここはゴミ箱を置かなくても良かったかなと思ってます。
コットンや綿棒など湿ったゴミは洗面所に捨てたくないし、化粧品を開封したときに出るビニール類はプラゴミなので燃えるゴミとは混ぜられないし……捨てるものがほとんどなくて持て余しています。
見た目はすごくかわいいし、中のバケツを取り外して洗うこともできるので、ペットを飼ってたりすると便利かなと。オムツ捨てるように使っても良いですね。
まとめ
家じゅうのゴミを集めて回るのが面倒、家事の手間を減らしたいという方向けに、ゴミ箱を置く場所やゴミを回収しやすい形状のゴミ箱を紹介しました。
燃えるゴミの日に毎回出す必要があるゴミを捨てるゴミ箱は1つだけにして、他のゴミは手が空いた時に集めるようにすればゴミの日の負担は少なくて済みます。