加湿機能付きのエアコンを買ったものの、性能がいまいちだったので加湿器を追加購入することにしました。色々調べた結果、広い空間でもパワフルに加湿してくれて、且つお手入れの手間がかからないダイニチの加湿器を購入することにしました。
ダイニチの加湿器の特徴
私が購入したのはダイニチのLXシリーズです。
ダイニチ工業の公式サイトに各モデルの特徴が詳しく図解されています。
共通の特徴としては、気化式×温風気化式のハイブリッドであること。加湿器には超音波とかスチームとか気化式とか色々ありますが、ダイニチのハイブリッド式は良いとこ取りなイメージです。スチーム式はパワフルで清潔だけど光熱費がかかる。超音波式は安くて可愛いデザインが多いけど丁寧にお掃除しないと空気汚染がおきてしまう。気化式は光熱費が安いけど加湿能力が低い。ダイニチのハイブリッド式は光熱費を抑えつつ、立ち上がりが早く、お手入れのしやすい工夫もされています。
私がダイニチの加湿器の中でLXシリーズを選んだのは、トレイカバーと対応畳数が決めてでした。
使い捨てトレイカバーでお手入れが簡単
ダイニチの加湿器にはトレイに使い捨てのカバーが付いているモデルがあります。先ほどの図で、「トレイカバー付き」や「カンタン取換えトレイカバー付き」と記載されているモデルが対象です。
加湿器のトレイは常に水が貯まっている状態なのでヌルヌルになりやすく、一番お手入れが大変な部分ですよね。それが半年に1回程度交換するだけでOKになるので、かなり時短になります。使い捨てと言えば価格が気になりますが、3個セットが1500円(税抜)で販売されています。トレイをセットせずに使うこともできます。
フィルターもお手入れが簡単
以前使っていた気化式の加湿器はフィルターが円形になっていて、観覧車みたいにクルクル回る構造でした。フィルターを支えるためのプラスチックのフレームが付いていて、この部分にしつこいカルキ汚れが付いてしまうんですよ。クエン酸で付け置きするために大きなバケツみたいな物も用意しないといけないのも嫌でした。
ダイニチの加湿器のフィルターにはそういったパーツが付いていないので、普段は水洗いでOK。1ヶ月に1回程度クエン酸洗浄が必要になるそうですが、浸け置きが必要なパーツは少ないので、洗面台のボウルで事足りそうです。
どうしてもフィルターのお掃除が苦痛な方にはスチーム式の加湿器をおすすめします。ちょっと稼働音はうるさくて光熱費も高いですが、清潔さでいったらNo.1のタイプです。うちでは象印のスチーム式加湿器を寝室で使っているので、そのレビュー記事も良ければご覧になってください。
広い畳数に対応する加湿能力
うちはこのダイニチLXシリーズの加湿器をリビング用に購入しました。うちのリビングは畳数自体は13.5畳程度なんですが、吹き抜けやリビング階段、吹き抜けに面したセカンドリビングまで壁が無い作りになっているので、容積的には30畳程度あると思います。この広い空間を加湿するために、LXシリーズの加湿量1200mL/hは魅力的でした。一般家庭用でこの加湿量は少ないんですよね。
この加湿器を買うまでは30%程度しかなかったうちのリビングの湿度が、ダイニチの加湿器を60%設定で運転することで50%台後半になりました。吹き抜けに面した2階も56%程度まで上がっています。加湿器1台でこんな広い空間を賄えるなんて、想像以上の加湿能力でした。
静音設計
ダイニチの加湿器は気化式と温風気化式のハイブリッドなので、稼働音は気化式よりは少し大きく、スチーム式よりは断然静かといった感じです。最初の立ち上がりはゴーという音がしますが、テレビが聞こえなくなるような大きさではありません。湿度が安定すると静かなものです。たまに水がボコっという音を立てて吸われていきます。
まとめ
ダイニチの加湿器について特徴を紹介しました。ダイニチの加湿器を買うならトレイカバー付きのモデルが特におすすめです。あとはお部屋の広さに合わせて、最適なモデルを検討してみてください。
もうすぐ冬も終わって加湿器の出番は少なくなりますが、シーズンオフの方が安くなる傾向があるので来シーズンのために購入しておくのもおすすめです。