新居に引っ越してからというもの、乾燥が酷い！せっかくグリーン住宅ポイントが余っているので、新しい加湿器を購入することにしました。
これまで使っていたのはパナソニックの加湿機能付き空気清浄機。正直、加湿機能は加湿専用機に比べて頼りないです。しかも気化式の加湿器はとってもお手入れが面倒くさい。色々分解して洗浄する必要があるし、フィルターにも寿命があります。
そこで今回購入したのが、お手入れが簡単で衛生的なスチーム式加湿器！中でも有名メーカーで人気機種の象印EE-DC35を購入しました。
加湿器の種類とメリット・デメリット
加湿器には超音波式や気化式、スチーム式などの方式がありますが、一番お手入れが簡単で衛生的と言われているのがスチーム式です。一度お湯を沸かすので出てくる蒸気は清潔ですし、内部の構造もシンプルでお手入れしやすいです。お湯が沸くまで時間はかかりますが、一度立ち上がればパワフルに加湿してくれます。その代わり電気代が高くなるのが欠点です。あとは蒸気の温度がそれなりにあるので、小さなお子様やペットのいるお家で使うには注意が必要。ひっくり返してしまったときの安全機能が備わっているかどうかもチェックしておきたいですね。
超音波式は本体が安くておしゃれなものが多いです。でも水を沸かしたりせずそのまま振動させて放出するので、水分に雑菌が含まれていたらそれが部屋中にまき散らされてしまうことになります。
象印EE-DC35について
私が購入した象印のEE-DC35について紹介します。より広い空間に対応したEE-DC50というモデルもありますが、使い方やお手入れの仕方は一緒です。
見た目
EE-DC35は色がグレーとホワイトの2色展開されています。うちが買ったのはグレー。
マットなグレーです。色は今どきな感じがしますが、ボタンが多くておしゃれとは言い難いけどギリギリ許せるくらいのデザインです。
給水の仕方
上の蓋がガバっと開くので、そこから給水します。電気ポットみたいですね。
ここで絶対やってはいけないのが、水が残った状態で継ぎ足すこと。残ったお水にはカルキが凝縮されているので、そのまま使用を続けるとこびりついて取れなくなってしまいます。面倒でも毎回濯いで捨てましょう。
タンクを外すことができたらもっと給水は楽にできるのかなと思いますが、そうするとお手入れが大変になってしまうのかな？本体の高さも結構あるので、蛇口が伸びるような形状の水栓でないと直接の給水は難しいです。
象印の説明書によると、一応水道から直接タンクへの給水は禁止だそうです。一度別の容器へお水を汲んでからタンクへ注ぐのが正しいやり方となっています。
加湿性能
象印のEE-DC35は木造和室6畳、プレハブ洋室10畳の加湿能力があります。EE-DC50の方はそれぞれ8畳、13畳です。
この加湿器には湿度モニターが付いていて、37.5～67.5％が「適湿」、67.5％以上が「高湿」、37.5％を下回ると「低湿」と表示されます。
お部屋の湿度に合わせて自動運転するモードがあって、「ひかえめ」・「標準」・「しっかり」の3段階。それぞれ体感湿度40％、50％、60％を目指して自動運転してくれます。
うちは木造の戸建て住宅で、寝室で使っています。寝室は6畳弱で、扉の無い3畳程度のWICが付いています。冬場加湿器を使わなかったら30％程しか湿度がありません。
初日はしっかりモードで運転してみたところ、お水が1晩持ちませんでした。翌日標準モードで動かしてみると、9時間経ってもお水が少し残っていました。TANITAの温湿度計では60％と表示されていて、まだ少し強すぎたかな？今はひかえめモードで動かしていて、それでも温湿度計では50％を超える表示になっています。ひかえめモードだったらお水は一番下の目盛りとその上の目盛りの間くらいまで入れておけば一晩持ちました。
お手入れの仕方
先ほども少し書きましたが、使用のたびにやるお手入れはタンクに残ったお水を捨てて中を濯ぐことです。
一晩使用しただけでも結構な量のカルキが付いていたので、布巾やキッチンペーパーなどで拭き掃除もした方が良さそう。奥まで難なく手が入る大きさなので、これまで使っていた加湿器に比べたら本当に日々のお掃除はラクです。
ちなみに本体には洗剤は使用できないそうです。
後ろに付いているボタンを押すと蓋が簡単に外れるので、水を捨てたり濯いだりしやすくなっています。
蓋の上に付いている網を外して蒸気吹出口周辺を拭きます。これは毎回ではなくても良さそう。
あとは1～2ヶ月に1度のクエン酸洗浄！
1包だけサンプルが付属していました。追加はネットでも購入できます。
クエン酸洗浄のやり方は、ぬるま湯に溶かしたクエン酸を入れて、指定の線まで水を注ぎ、クエン酸洗浄ボタンを押して放置するだけでOK。付け置き用の容器を準備したりしなくて良いのが楽ちんです。
稼働音
スチーム式加湿器はお湯を沸かすので、結構稼働音が大きいです。一晩中シューシュー鳴ってます。うちが枕元に置いて使っているからかも……
湯沸かし音セーブモードが搭載されているのですが、これはお湯が沸くまでの音。加湿中の音は軽減することができません。
まとめ
おすすめのスチーム式加湿器、象印EE-DC35について紹介しました。美容のためにも健康のためにも湿度は気になりますが、その加湿器が不衛生になっていては元も子もありません。もしも電気代が負担でなければ、お手入れが簡単で衛生的なスチーム式がおすすめです。
