うちの畑は1畳分しかスペースがないので、プランターも利用しながら野菜を作っています。その際に悩んだのが、プランターと防虫ネットの組み合わせです。良さそうな防虫ネットを見つけてもセットのプランターの性能がいまいちだったりして、探すのに苦労しました。
ダメ元で別メーカーのプランターと防虫ネットを組み合わせてみたところ、上手く組み合わせることができましたので紹介します。
プランター
野菜を元気に育てるには、通気性がしっかりしているプランターを選ぶことが大事です。底面給水プランターにしたら毎日の水やりが必要なくなるのと、雨を貯めることが出来るので多少水道代の節約になります。
楽々菜園深型600
プランターはアップルウェアー社の楽々菜園シリーズの深型600支柱フレーム付が使いやすかったです。
支柱自体は別売りなんですが、支柱を支えるフレームが付属しており、支柱が倒れてしまう心配がありません。トマトやナスなど支柱が必要になる野菜にピッタリです。うちでは今、茎ブロッコリー(スティックセニョール)栽培に使っています。
このプランターは底面給水になっているので、毎日水を上げる必要がありません。プランターって水の管理が難しいですが、底面給水だと水切れの心配が少ないので良いですね。
サイドスリット穴もたくさん付いていて、土と貯水スペースの間に空気の層ができるような構造になっているので通気性も良いです。
サイドにはオーバーフロー穴(四角い穴)と止水栓(下の丸い黒いやつ)が付いています。
支柱を支えるパーツを付けた所の写真です。サイド支柱が8mm×6本、センター支柱が11mm×2本必要ですが、サイド支柱は四隅だけでも安定します。6本あると邪魔な場合は4本で使っても良さそう。センター支柱は8mmのものでも大丈夫でした。
支柱の先端を支えるフレームも付属しています。支柱のぐらつきを抑えてくれる上、防虫ネットをかけやすくなります。
防虫ネット
プランターに組み合わせて使える防虫ネットや支柱セットのおすすめを紹介します。
菜園プランター支柱・ネット深型650用
プランターにトンネル型の防虫ネットを使いたいときにおすすめなのがグリーンパルの「菜園プランター支柱・ネット深型650用」です。
支柱3本と防虫ネットがセットになっています。
この防虫ネットには専用のプランターが販売されているのですが、排水性があまり良くないというレビューをよく見かけます。少しサイズは違うけどアップルウェアーのプランターに取り付けてみたところ、問題なく使えたので良かったです。
この防虫ネット専用のプランターサイズは650×290×325でアップルウェアーのプランターは600×324×324です。少し支柱を広げるような形で取り付けるようになるのですが、支柱に付いているキャップを外してからプランターの穴にはめ、キャップを戻せば支柱がグラつくことはありませんでした。支柱を土に差して使っても大丈夫でした。
防虫ネットの裾に付いている紐を結ぶだけなので着脱が簡単です。
リッチェル かんたん虫よけセット
リッチェルのかんたん虫よけセットはプランターのフチに引っかけて使うタイプの支柱です。支柱はアジャスターで高さを変えられるのと、ポリプロピレン製なのでサビの心配がない点が良いです。
アップルウェアーのプランターに取り付けたところ、少し小さかったですが台風がきても外れることなく使えています。
ネットの網目が結構細かいので小さな虫でも大丈夫ですが、その分通気性には気を付ける必要があります。
実のり野菜の虫よけカバー
トマトなどの背の高い野菜をプランターで育てるときに便利な防虫ネットは日本マタイの「実のり野菜の虫よけカバー」です。
ダブルジップ(両開き)ファスナーが2本付いているので、誘引や収穫などのお世話の際にネットを外す必要が無いのが便利です。
サイズが2種類あるのですが、60cmプランターに合わせるなら205cm×175cmが丁度良いです。アップルウェアーのプランターの外周は184.8cmなので少しだけネットが余りますが、固定すれば問題なく使えます。
実際に使って見た画像がこちら。支柱の長さは150cmで、長さが少し余ります。完全に虫を防御したいならもう少ししっかり固定する必要があるのですが、付属の紐が固くて伸縮性も無いから使いにくいんですよね。100均で自転車の荷台に使う用のゴムを買ってきて使って見たところ、多少はマシでした。
まとめ
野菜を育てる際におすすめのプランターや防虫ネットを紹介しました。虫が苦手な方、大事な作物を虫や鳥から守りたい方はぜひ試してみてください。