洗い物が大嫌いな私は、ずっとパナソニックのプチ食洗を使っています。5年以上は使っていると思います。
食洗器って賛否両論分かれる家電で、買ったけど全然使わなかったって人と、食洗器が無い生活なんて考えられないって人がいると思います。私は後者です。肌が弱くて何より面倒くさがりな私には無くてはならない家電です。
プチ食洗は小さいことが売りの1つでもあり、ビルトインに比べたら1度に洗える食器の量が少ないというデメリットがありました。ですがいつの間にかバージョンアップしており、食器が入れやすくなっているそうです。
賃貸でも一人暮らしでも置けるコンパクトサイズがおすすめのプチ食洗の特徴や、食洗器を使いこなすコツについて紹介します。
プチ食洗の進化「ワイヤーかご」
こちらは進化前のプチ食洗内部の写真です。
プラスチックの爪が付いていて、食器をひっかけるようになっています。
この爪、食器と上手くかみ合えば良いんですけど、お皿の深さが合わないと倒れてきてしまいます。
この問題が、プチ食洗の最新機種では改善されているそうです。
中がワイヤーかごになっているので、倒れやすい食器もしっかり支えてくれるそうです。
食洗器の取り付けは簡単?
プチ食洗は大掛かりな工事は必要なく、賃貸マンションでも取り付けることができます。退去するときにも自分で取り外しできます。
うちの夫はこういう取り付け系を手伝ってくれるタイプじゃないので自分で取り付けましたが、特に問題はなかったです。
注意点はキッチンの水栓から分岐させる部品が別途必要になるくらいですかね。水栓のメーカーや型番によって合うものを購入する必要があります。1万円くらいするものなので、食洗器の予算として頭に入れておいた方が良さそうです。
うちの水栓はTKGG33Eと書かれたシールが貼ってありました。
マンションのメーターボックスの中にある水道の元栓を止めて、説明書通りに進めていけば1人で難なく取り付けできました。
取り付けが心配な方は5千円くらいで取り付けサービスをしてくれる業者があるみたいです。
お湯と水側どっちにつなぐか
分岐水栓を接続するときに水側の穴に繋ぐかお湯側の穴に繋ぐか決める必要があります。
お湯側に繋ぐメリットは食洗器が使う電気代が安くなることなんですが、うちはプロパンガスなのでお水側一択です。
うちのマンションは蛇口をひねってもお湯が出てくるまでにかなり時間がかかるので、お湯側に繋いだとしても出てくるのは水というオチになる気がします。
プチ食洗には本当に3人分の食器が入るのか
プチ食洗の広告は3人分の食器が洗えると記載されています。ですが実際は、食器のサイズや形に左右されます。食器の形が悪いと、隣り合った場所に入れると食器同士が重なってしまって洗浄力が落ちてしまうことがあります。元々我が家にある食器は、1列ずつ開けないと入らないものも多いです。
上の写真の場合、右側のお茶碗はちゃんと洗えるけど、左の汁椀はこのままだと上手く洗えません。1列空ける必要があります。今ある食器類をそのまま使う場合は、2人分くらいが限度かなと思います。
食器を新しく買うときに、食洗器に入りそうかな?ということを気にするようにはなりました。カタログに載っている食器をそのまま販売して欲しいくらいです。
プチ食洗にフライパンは入る?
うちは取っ手の取れるタイプのフライパンや鍋を使っているので、食器の数が少ないときは調理器具も一緒に洗っています。夫の帰りが遅い日は私1人分の食器+調理器具で1回洗ってしまって、夫の分を別で洗う運用にしています。
そもそもこういうコーティングされているフライパンは食洗器NGの場合もあるので、購入前にご確認ください。うちで使っているアイリスオーヤマのものも本当はダメらしいですが、自己責任覚悟で使っちゃってます。
26cmのフライパンも入らなくはないですが、ほぼ占拠された状態になります。これくらい手洗いしたらって言われてしまいそうですが、これ1個のためにゴム手袋するの面倒くさいです。
食洗器は使わなくなる?
食洗器が面倒になる人はおそらく、食洗器に合った環境が整っていないんだと思います。食洗器の扉を開ける十分なスペースがないとか、食洗器に上手くハマる食器を持っていないとか。そのあたりを上手く克服できれば、食洗器の便利さに手放せなくなるはずです。
食器に強いこだわりがあって、食洗器に入るかどうかで食器を決めるのは嫌だ!という方には向かないかもしれないですね。木製の食器類も食洗器非対応のものが多いです。