オープン外構にする場合、ポスト(郵便受け)をどこに設置するかで迷いますよね。この記事では、郵便受けを設置する位置によるメリット・デメリットや、鍵が必要なのかどうかについて紹介します。
郵便受けの代表的な設置場所
郵便受けを設置する位置として多いのが、「道路側」、「玄関の近く」、「玄関の外壁に埋め込み」の3パターンです。
道路側に設置するメリット・デメリット
郵便受けを道路側に設置するメリットは、配達員さんが庭の中まで入ってこないので、プライバシーを保てるという点です。郵便物だけでなくチラシなども配達されるので、不特定多数の人が郵便受けにアクセスすることになります。奥まったところに郵便受けを設置してしまうと、配達員のフリをした不審者が中まで入ってきても異常に気づけません。
また郵便受けが道路から近いと配達員さんの負担が減るので親切だと思います。道路から手を伸ばして届く距離ならバイクに跨ったまま配達できますからね。郵便屋さんがバイクを離れている間に他のお宅の郵便物が盗難にあってしまったら大変。
デメリットとしては、郵便物を取りに行くのがめんどくさいという点です。我が家の場合は夫が仕事からの帰宅時に郵便受けをチェックするので、玄関から遠いことによるデメリットはあまり感じないかなと思います。不便なのは連休中くらいでしょうか。
玄関の近くに設置するメリット・デメリット
郵便受けを玄関の近くに配置するメリットは、在宅時に郵便物を取りに行くのが楽だと言う点です。玄関の屋根の中に作っておけば、雨の日でも濡れることがありません。
最近は宅配ボックス付きの郵便受けも多いですが、重たい荷物の場合は玄関の近くに郵便受けを付ければ良かったと後悔するかもしれませんね。
あとは郵便屋さんがバイクのまま庭の中にまで入ってきてしまうトラブルも結構あるようです。コンクリートで固めた駐車場なら問題ないですが、芝や可愛いタイル敷きの場合は入ってほしくないですよね。そういう場合は道路になるべく近い位置に郵便受けを設置した方が良さそうです。
玄関の外壁に埋め込むメリット・デメリット
最近はあまり見かけない気もしますが、玄関ドア横の外壁に穴を開けて、郵便物を貫通させるようにする方法もあります。
メリットとしては郵便物の回収が楽ですし、鍵を付けなくても盗難の心配がありません。お子さんに郵便物を取りに行くお手伝いをしてもらう際も、外に出ないので危険がありません。ワンちゃんが新聞を取りに行ってくれるなんてこともあるかも。
1日中家にいる日は、郵便物の回収のために着替えてメイクするのも面倒ですしね。
デメリットとしては家の断熱性能が落ちてしまうことと、虫の侵入の可能性があることです。
うちは今、玄関ドアに郵便受けが付いたマンションに住んでいますが、郵便局の配達員さんが郵便物を投函口に挟んだままにされるので困ってます。盗難&虫の侵入が怖くて……
オープン外構の郵便受けに鍵は必要か?
オープン外構で道路側に自立型の郵便受けを設置する場合は、盗難の可能性があるので鍵は必須レベルだと思います。前入れ後ろ出しタイプの郵便受けだと多少盗難のリスクは減りますが、風で取り出し口が開いてしまうトラブルもあるようですので鍵が付いていると安心です。このあたりは郵便受けの形状によりますので、採用しようと思っている商品のレビューなどを熟読すると良いかと思います。
鍵の種類にも色々ありますが、ダイヤル錠にしておくと楽です。鍵を紛失してしまったというトラブルも防げます。
郵便物を回収する度に鍵を開けるのは面倒だという方は、門柱を貫通させる形で郵便受けを付けるのが良いと思います。それでも絶対に盗難に合わないとは言い切れないですが……
あとは地域性によりますね。うちの実家はド田舎にあり、郵便受けには鍵が付いていません。盗難されるかもなんて考えたこともありません。