安い食器用スポンジを使っていると、すぐにへたってしまって泡立ちが悪い、洗いにくいといった経験はないでしょうか。私もずっと100均のスポンジを使っていたのですが、1~2週間でなんとなく使い心地が変わり始め、3週間くらいすると洗剤の量を増やさなければ泡立ちが物足りないという状態でした。食洗器をメインに使っているのにこの状態なので、全部手洗いしている人はもっと早く寿命が来るのではないでしょうか。
衛生面を考えたら早いサイクルで使いまわすのも良いのですが、せめて1ヶ月はもってほしい。あわよくば食器用スポンジとして役目を終えた後はお掃除などに使いたい。そこでへたりにくいと好評のサンサンスポンジを使ってみました!
1ヶ月後の実力は?100均スポンジとの比較
セリアで購入した3個入りの台所用スポンジと比較してみます。洗剤はオートディスペンサーで出しているのでほぼ同量です。チャーミー泡のチカラ手肌プレミアムを使って検証しています。
使い初め
使い初めの泡立ちはほとんど変わりありません。セリアの方はきめ細かくてもっちりした感じの泡で、サンサンスポンジの方はフカフカしていて柔らかい泡に感じました。スポンジの密度がセリアの方が細かいからかもしれません。
1か月後
サンサンスポンジの方は1か月前と変わらずフワフワの泡ができるのに対し、セリアの方は泡立ちが少ないです。スポンジのコシもなくなってしまって洗いにくいのと、不織布部分がボサボサになっていて寿命だなという感じです。
ちなみにセリアの方は1日1回シンク洗いとして使用、サンサンスポンジの方は1日1~3回食器や鍋を洗うのに使っていました。
白いスポンジは変色する?
今回初めて白いスポンジを使って見たのですが、気になるのは変色。
右が新品で左が1ヶ月使ったもので、漂白剤は使っていません。個人的には変色は許容範囲でした。キムチとか醤油の煮物とかも洗いましたが、食べ物の色が付いて落ちないということは無かったです。
泡立ち以外のメリットは?
サンサンスポンジのへたりにくさは実証されましたが、それ以外にどんなメリットがあるでしょうか。お値段が結構するので、へたらないだけではなかなか購入に踏み切れないですよね。そこで私が感じたメリットを紹介します。
手に馴染みやすい柔らかさ
サンサンスポンジには「ノーマル」と「ソフト」の2種類の硬さの商品があり、私は「ソフト」の方を購入しました。
今までセリアで購入していたスポンジは、使い始めは硬くて手が疲れる、曲面が洗いにくいというデメリットがありました。丁度良い硬さの期間は短くて、すぐに弾力が無くなってしまいます。
サンサンスポンジの「ソフト」は最初から手に馴染みやすい柔らかさで、小さいものも洗いやすく、泡だてるときも手が疲れなくて使いやすかったです。
泡切れが良く乾きやすい
サンサンスポンジは普通の食器用スポンジよりもキメが粗い造りで、水や空気が通りやすくなっています。泡切れが良くてすぐに乾くので、衛生的に使うことができます。
キメが粗いスポンジって他のメーカーでもあるのですが、粗すぎると泡立ちが悪かったり食品のカスが入り込んでしまったりするので調整が難しいそうです。
日本製
食器に使うものだから安心の日本製がありがたい。
カラーバリエーションの豊富さ
サンサンスポンジは2023.10現在8色のバリエーションがあります。ホワイト、ブラックだけじゃなくてグレーがあるのが個人的な推しです。
衛生面を考えてローテーション使いがおすすめ
1ヶ月経ってもへたらなかったサンサンスポンジですが、食器用スポンジは衛生面を考えると3~4週間くらいで交換するのが望ましいそうです。まだまだ使える状態で捨てるのは勿体ないので、食器用として使った後はお掃除用として使うのがおすすめ。
サンサンスポンジに付いていた冊子にもおすすめの使い方が記載されています。
台所で使ったスポンジをお風呂に使うのは抵抗があるという人は、シンクや自転車、外壁などを掃除すると良いと思います。小さく切って洗面台やトイレの手洗器を洗うのに使っても良さそうですね。
まとめ
サンサンスポンジのメリットについて、実際に使って見た体験談を紹介しました。泡立ちの良さやへたりにくさだけでなく、衛生面やデザイン性にも優れているので、安いスポンジに満足していない方は検討してみてはいかがでしょうか。