美容や健康のためにもずくを食べようとスーパーに行くと、めかぶが一緒に並んでるのが気になりました。
そういえばめかぶって食べたことないけど、そもそも何者なんだろう?もずくより少し高いけど、栄養はどっちが多いんだろう?両者の違いが気になったので比較してみました。
めかぶとは
めかぶはワカメの根元部分のことです。生殖細胞が集まっている箇所です。もずくよりも歯ごたえがあります。
もずくとめかぶの栄養
下の表はもずくとめかぶの栄養成分を比較したものです。1日の基準値は30代女性の推奨量です。
栄養素 | もずく | めかぶ | 1日の基準値 |
---|---|---|---|
カルシウム(mg) | 22 | 77 | 650 |
マグネシウム(mg) | 12 | 61 | 290 |
ビタミンK(μg) | 14 | 40 | 150 |
葉酸(μg) | 2 | 36 | 240 |
食物繊維(g) | 1.4 | 3.4 | 18 |
もずくよりもめかぶの方が栄養価が高いのですが、飛び抜けて差があるほどでもないので、続けやすい方や味の好みで選ぶのもいいと思います。
個人的にはもずく酢が食べやすくて好きです。面倒なときはお箸も使わずスープを飲むように食べてます。酢はダイエットにも効果的ですしね!
ヌルヌル成分フコダイン
もずくにもめかぶにも「フコダイン」という食物繊維が含まれています。
フコダインには免疫力を高める働きがあります。体を強くすることでガンの発生を抑制したり、インフルエンザ予防や花粉症の緩和などの効果もあります。
もう1つの食物繊維「アルギン酸」
もずくとめかぶにはアルギン酸も多く含まれています。こちらもフコダインと同様、ヌルヌルの正体となる食物繊維です。
アルギン酸はコレステロールや塩分を体外に排出するデトックス効果があり、悪玉コレステロールの減少や血圧の低下、むくみの解消に役立ちます。
頭皮の環境を整える役割もあり、抜け毛やフケの予防、キューティクルを整える効果もあります。
豊富なカルシウム
もずくもめかぶもカルシウムが豊富で、カルシウムの吸収を助けるマグネシウムやビタミンKも含んでいます。
牛乳などの乳製品が苦手な方の貴重なカルシウム源です。
低カロリーで便秘解消効果も!
もずくもめかぶも低カロリーなので、ダイエット中でも安心です。水溶性食物繊維の効果で便秘解消も期待できるので、体型維持のために積極的に食べたいですね。
妊婦さんに欠かせない葉酸
もずくやめかぶに含まれる葉酸は細胞や赤血球が作られるのを助ける栄養素です。
葉酸が不足すると赤ちゃんの発達に悪影響を及ぼすので、妊娠期や授乳期には必要不可欠な成分です。
水溶性ビタミンである葉酸は摂りすぎてしまっても尿として体外に排出されるので、積極的に摂取したい栄養素です。
まとめ
もずくとめかぶの栄養素について紹介しました。どちら似たような成分を含んでおり、めかぶの方が少しだけ栄養価が高いという結果でした。
葉酸に関しては結構差があるので、妊婦さんなど葉酸を積極的に摂りたい人はめかぶの方がいいかもしれないです。