新居に入居する際、その後の家事を楽にするためにしておくべきことがいくつかあります。家具や家電を搬入してしまったら難しいこともあるので、入居前から準備しておきましょう。
掃除が楽になる工夫
後々の掃除の頻度を減らしたり、掃除機をかけやすくするための方法を紹介します。
水回りのコーティング
台所のシンクや洗面台をコーティングすることで、汚れが付きにくくなり、掃除が楽になります。
業者にやってもらうこともできますが、自分でやった方が安上がりなのでおすすめです。
既にコーティング済みのシンクを採用した場合はやる必要はありません。コーティングが剥げてきたと感じたときに使ってみてください。
コーティングにはスプレータイプと拭き取りタイプがありますが、スプレータイプは数か月しか効果が続きません。拭き取りタイプはスプレーほど手軽ではありませんが、3年程度効果が持続します。
製品によってステンレス用や人造大理石用、陶器用など用途が分かれているので、よく確認してください。
人造大理石に使えるのはこちら。
HOME SHIELDのスプレーはシンクや洗面台、お風呂、鏡など色々な場所に使えるそうです。何度か使うことで徐々に効果が高まっていきます。
換気扇にフィルター
最近のレンジフードは食洗器で洗うことができたりと、お掃除が楽になってきたとはいえ、絶対汚れないわけではありません。
フィルターを貼っておくことで油汚れやほこりがファンまで到達しにくくなるので、レンジフードの寿命も長くなるしおすすめです。
こちらのフィルターは貼れるタイプなので作業が簡単です。
トイレに貼れるサイズのものもあります。
トイレの換気扇は埃が溜まりやすいのですが、掃除機を持ち上げて吸うのは大変ですよね。フィルターなら剥がして貼るだけでお掃除が終わるので楽ちんです。
洗濯機のかさ上げ
洗濯機の下に台を設置することで掃除がしやすくなりますし、洗濯機の動作音の軽減にもなります。
この手の商品で一番有名なのが「ふんばるマン」です。インスタグラムでも利用している人をよく見かけます。
洗濯機の台にはキャスター付きの物もありますが、洗濯機の振動によって移動してしまったり、ネジが緩んでしまうなどのデメリットがあるそうです。
ふんばるマンと合わせてゴムマットを使うことで、より安定します。
トイレ&水回りのスキマフィル
トイレと床の隙間を埋めたり、キッチンのシンクやコンロとワークトップとの隙間を埋めてくれる専用の樹脂があります。
チューブを絞って埋めるだけでOK。透明なので目立ちません。汚れたらペリペリ剥がしてまた塗るだけでOKです。
お風呂の防カビくん煙剤
防カビくん煙剤は、銀イオンの力でお風呂のカビを発生しにくくする商品です。やるとやらないとじゃ本当にお掃除の手間が変わります。
洗面器などの小物を置いたままでも使えるからほとんど手間がかからないので、ぜひやることをおすすめします。
バイオくん
バイオくんは納豆菌の力でカビの発生を抑制してくれる商品です。
使用方法はお風呂の天井に貼っておくだけ。化学薬品未使用なので安心です。1個で約半年間も効果が持続します。
害虫対策
戸建だとマンション以上に害虫対策が必須になりますよね。見ることすらイヤな害虫は、家に侵入するのを防ぐのが大切です。
エアコンのドレンホースキャップ
Gの主な侵入経路であるエアコンのドレンホース。Gが通り抜けできないように対策をする必要があります。
エアコンのホースに差し込むだけでGの侵入を防いでくれる商品があるので、エアコンを設置したらすぐに装着しておきましょう。
ブラックキャップ
ブラックキャップは置きエサタイプの殺虫剤の中では非常に評価の高い商品です。屋内用と屋外用があるので、外と中の両方で対策しておきましょう。
殺虫効果は約1年間。毒の効果が切れてしまうとただのエサとなってしまう可能性もありますし、エサを食べつくされた後は巣の代わりにされてしまうこともあるらしいので、きちんと1年毎に取り換えましょう。