2年くらい前に、アイリスオーヤマの取っ手が取れるセラミックカラーパンというフライパンを買いました。すぐに焦げ付くというレビューがありましたが、使い方に気を付ければ寿命を延ばすことができます。
この記事では、セラミックフライパンの寿命を長持ちさせるための使い方と、おすすめ商品を紹介します。
セラミックフライパンのお手入れ
セラミックフライパンは鉄製のフライパンとは違い、面倒なお手入れは必要ありません。ただし寿命を減らさないための注意点がいくつかあります。
強火で使用しない
私が使っているアイリスオーヤマのセラミックフライパンは、中火までという注意書きがありました。あまりに高温で使うと劣化が早まったり、焦げ付きやすくなります。
セラミックフライパンは熱伝導性に優れています。弱い火力でも遠赤外線効果でおいしく仕上げてくれます。
急激な温度変化はダメ!
アツアツのセラミックフライパンを冷たい水で急激に冷やすのは寿命が縮まる原因になるので控えましょう。水で洗うときは十分冷ましてからにしてください。炒めた後で水を追加するような調理方法のときも注意です。
取っ手が取れるフライパンはそのまま冷蔵庫に入れられるのがメリットですが、冷蔵庫から出してすぐに高温のオーブンに入れるのは厳禁です。
空焚きは禁物
セラミックフライパンは油を敷かなくても目玉焼きがスルンというイメージがありますが、空焚きは寿命を縮めてしまいます。きちんと油を敷いてから使いましょう。
金属の調理器具を使用しない
CMでは尖った金属でガリガリやっても傷がつかない~なんてやっていますが、それを毎日続けていたら寿命が減ってしまいます。なるべく長持ちさせるために、シリコンなどの柔らかい調理器具を使うようにしましょう。
クレンザーや金属たわしを使用しない
金属製の調理器具と同様、傷が付きやすくなります。研磨剤の入ったクレンザーや、金属たわしは使わないようにしましょう。激落ちくんのようなメラミンスポンジも研磨剤が含まれていることがあるので注意です。
セラミックフライパンの寿命
セラミックフライパンは大切に使えば、10年くらい問題ないという人もいるようです。ただしそれはフライパンが変形したり、表面のコーティングが明らかに剥げて使用できない状態ではないというレベルの話です。
セラミックフライパンのメリットである焦げ付きにくさをキープできるのは2~3年程度と言われています。我が家のセラミックフライパンは2年程度経ちましたが、一番ヘビロテしている26cmのフライパンは魚などが焦げ付きやすくなっています。見た目の劣化はまったくありません。洗えばスルンと汚れが落ちてくれる状態は依然キープできています。
おすすめのセラミックフライパン
我が家でも使っているアイリスオーヤマのセラミックカラーパンがすごくおすすめです。
上記は14点セットのものですが、用途に合わせて6・9・13点セットもあります。
13点セットはフライパンよりもちょっと深めの炒め鍋というのが付いてくるのですが、これが意外と便利なんです。炒めてるときに飛び散らないし、深いので熱が伝わりやすく、フライパンよりも早く調理できます。煮物も作れます。
コンロが2つあるなら、取っ手は絶対2本あった方が便利です。取っ手だけの販売もあるので、9点セットと取っ手という組み合わせでもいいかもしれません。
おすすめの理由
一番のおすすめ理由は、価格の安さです。そしてシンプルなデザインでそこそこオシャレ。セラミックの部分が真っ白ではなくベージュっぽい色なのがオシャレさを軽減しているような気がしますが、黄ばみなどが目立たないというメリットになってるのかもしれません。
カスタマーセンターの対応も丁寧でした。amazonで買ったフライパンのコーティング部分に小さなハゲがあったのですが、マーケットプレイスの商品で交換ができませんでした。モデルチェンジの時期だったのか、それがすごくお得なセットだったので、返品して他のお店から買うのも嫌だったんです。カスタマーセンターに電話してみたら、剥げてるものだけ交換対応してくれました。