玄関ドアの電子錠を外からロックしようと思っても途中で引っかかってしまって最後まで回らなかったり、内側から鍵を掛けようとしてもツマミが固くて鍵が閉まらないといったトラブルが起きました。
鍵が回らなくなってしまう原因と自分でできる対処方法、今後注意する点について紹介します。
鍵が閉まらなくなった原因
玄関ドアの鍵が固い、途中で引っかかって止まってしまっていた原因は次の2つでした。
玄関に日光が当たってドアが歪んでいた
うちの玄関は東向きで、道路挟んで向かいは大きな駐車場になっています。そのため朝から昼頃まで玄関ドアに日光が直撃します。
玄関ドアは金属製なので熱によって歪んだり膨張したりします。これは普通のことなので、玄関ドアのカギ穴には「あそび」が作られていて、夏でも冬でも問題なく鍵が掛けられるように設計されています。
環境によっては想定よりも大きく歪んでしまい、あそびが足りなくて鍵が引っかかってしまうという現象が起こります。
ハウスメーカーの施工不良
うちの場合はハウスメーカーが取り付けたストライクの位置がズレていたことも影響していたようです。1年点検で発覚しました。ネジを閉めるときにしっかりストライクを固定していないと、ネジの動きにつられてストライクが曲がってしまいます。
ストライクはドア枠側に付いている金属プレートで、鍵を掛けた時に出てくる突起を受ける役割があります。
ただでさえドアが歪みやすい環境なのに、ストライクのズレのせいでドアの「あそび」が狭くなっていて鍵が回らなくなってしまったようです。
対処方法
鍵が引っかかって閉まらなくなっている場合、ドア枠のストライクのネジを緩めて位置を調整します。プラスドライバーがあればOKです。左右どちらにどのくらいズレてるのかわからないので意外と難しい。
ネジを外すと紛失するリスクがあるので、緩めるだけにしましょう。
詳しい調整方法はお手持ちの取扱説明書を確認するか、メーカーの公式サイトでご確認ください。
頻繁に起こる場合はハウスメーカーに相談!
新築後、初めての夏とか初めての冬には不調が起こりやすいとハウスメーカーから言われました。また冬になったら鍵の調子が悪くなるかもしれないので、再発した場合は連絡してほしいとのことでした。
うちみたいに日当たりの良い玄関はあそびの幅を広げる必要があるかもしれなくて、それは自分達ではできないからです。
こんな簡単なことでハウスメーカーに相談してもいいのか迷ってたのですが、1年以内に何度もストライクの調節が必要になるのは異常なので相談してくださいとのことでした。