WordPressで作ったウェブページに、覚えのない空きスペースができていて、ソースを確認すると、「」という謎の記号が入っていました。
このBOMの消し方と、うまく消えないときのチェックポイントを紹介します。
BOMとは?
Byte Order Markの略で、Unicodeで表現されたテキストデータであるということを示すためのマークだそうです。
BOMが入る原因
テキストエディタの仕様が原因でBOMが入ることがあります。テキストエディタの中にはBOMあり保存がデフォルトになっていたり、そもそもBOMありにしかできないものがあります。
Window標準のメモ帳などを使うと、BOMありで保存されてしまうそうです。
BOMを入れないようにするには、BOMなしで保存できるエディタを使いましょう。
BOMの消し方
入ってしまったBOMの消し方は、BOMなしで保存できるテキストエディタで上書き保存することです。フリーソフトではサクラエディタがBOMなし保存に対応しています。
保存するときのオプションでBOMのチェックボックスがあるので、これを外して上書き保存します。
文字コードにUTF-8とUTF-8Nという種類があるエディタの場合(TeraPadなど)、UTF-8がBOMあり、UTF-8NがBOMなしになります。
WordPressの場合
WordPressのエディタで見ると、BOMは赤い中黒で表示されてました。
この中黒を消すことでも、BOMを消すことができました。
BOMが見つからない場合、get_template_partで呼んでいる別のテンプレートファイルにBOMが潜んでいる可能性があります。私がこのパターンでした。最近触ってないファイルだったので盲点でした。今まで気づかなかっただけでずっとそこにあったんですね。